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衛星写真からマレーシア機の手がかり探索、2日で200万人以上が参加 64万のタグ付与 「反響に驚いた」

» 2014年03月13日 14時04分 公開
[ITmedia]
画像 公開された衛星写真の一部

 米DigitalGlobeは3月12日、衛星写真を使った人道支援を行うクラウドソーシングサイト「Tomnod」で公開している、マレーシア航空370便の手がかりを探すプロジェクトに48時間で200万人以上が参加し、64万5000個のタグが付けられたと発表した。

 マレーシア航空370便は、乗員12人と乗客227人を乗せてクアラルンプールの空港を出発し、北京に向かったが、8日未明、南シナ海上で消息を絶った。同社は、9日以降に撮影された南シナ海の衛星写真を10日から公開。航空機の残骸や救命ボート、もれた油などを見つけた場合は、それぞれに対応するタグを付けて知らせてほしいと呼びかけた。

 200万人が参加したプロジェクトは「Tomnod」の歴史上最大で、同社は「世界からの反響に本当に驚いてていると」コメント。アクセス殺到によりサイトが表示しづらいこともあったが、今はさばけるようになってきているという。衛星写真の範囲は順次拡大しており、12日までに2万4000平方キロを公開。新たなデータが入り次第、更新するとしている。

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