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Google、Android/iOS向けBYODツールのDivideを買収

» 2014年05月20日 08時34分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]
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 米Googleが、BYODツールを手掛ける米Divideを買収した。Divideが5月19日(現地時間)、公式サイトで発表した。買収総額などの詳細は公表されていない。

 Divideは2010年創業のニューヨークに拠点を置く非公開企業。AndroidおよびiOS端末用のBYOD(従業員が会社の業務に私物の端末を使用すること)管理アプリを無料で提供している。端末内のプライベートと仕事を分割(divide)し、仕事の操作はパスワードと暗号化で保護するというものだ。企業のExchange ActiveSync、Google Apps、Lotus Notesとの同期が可能。

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 DivideはGoogleのAndroidチームに加わり、「われわれのユーザーが愛するソリューションの開発を続ける」としている。

 本稿執筆現在、Google Playおよび米AppleのApp StoreのDivideは存続しているが、今後どうなるかは不明だ。Divideは、現行ユーザーのサポートは現状通り続けるとしている。

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