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iPadとリアルなパズルを組み合わせた教育ゲーム「Osmo」、予約開始

» 2014年05月23日 10時13分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米新興企業のTangible Playは5月22日(現地時間)、iPadが出題するクイズに物理的な積み木や文字タイルを組み立てることで回答するゲーム「Osmo」の予約受付を開始した。

 osmo 1

 Osmoは、iPadのフロントカメラ部分にかぶせる赤いキャップと、平たい積み木、アルファベットのタイル、App Storeで無料提供している3種類のゲームで構成される。物理的なパッケージは99ドル(送料別)で、6月22日までに予約すると49ドル。米国外への送料は26ドルだ。対象年齢は「6歳〜96歳」となっている。

 osmo 2

 赤いガジェットにはiPadのカメラが前方の環境を取り込めるようにする鏡が付いており、同社が開発した「Reflective AI」技術により、iPadのカメラで読み取った物理的な動きをiPadが理解できるように翻訳することでゲームがプレイできるようになっているという。

 osmo 3 Newton

 ゲームは今のところ「Tangram」「Words」「Newton」の3種類。TangramはiPadが提示した形と同じ形を付属の積み木で再現する。Wordsは、iPadのなぞなぞに付属の文字タイルを組み合わせて答える。NewtonはiPadの画面上を落ちていくボールを目的地に導くために板を描いたり物理的なおもちゃを置いたりする。Newtonには付属の道具は必要なく、は手持ちの紙と筆記用具、その他の物で遊べる。

 Osmoのメーカー、Tangible Playは2013年創業のカリフォルニア州パロアルトに拠点を置く非公開企業。共同創業者でCEOのプラモド・シャルマ氏と設計・エンジニアリング統括のジェローム・スカラー氏はともに米Google出身で、自分の子どもたちのためにこのゲームを開発したという。


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