NASAジェット推進研究所と米国の3DプリンタメーカーのMakerBotは、6月まで募集していた火星の有人基地建築デザインコンテスト「MakerBot Mars Base Challenge」の受賞作品を発表した。220を超える応募作品の中から最優秀作に選ばれたのは、蜂の巣にヒントを得た6角形の部屋モジュールを組み合わせる「Queen B」だった。
このコンテストがユニークなのは、作品は3Dモデルのデータとして3Dデータ共有サイト「Thingiverse」に投稿することで募集されており、選考に当たって3Dプリントしたモデルを使ってNASAスタッフがその実現可能性を検証したというところ。
1〜3位までの受賞作はもちろんのこと、ほかの応募作品もThingiverse上に公開されており、誰でもダウンロードして手を加えたり、3Dプリンタで出力することができる。
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