国立極地研究所 南極・北極科学館(東京都立川市)は、全天に広がるオーロラの立体映像をOculus Riftを使って見上げる体験ができる世界初の常設展示を始めた。
激しいオーロラが夜空に舞い続ける「磁気嵐」の一晩を約3分間にまとめた映像を、ヘッドトラッキング機能を持つOculus Rift DK2を使い、実際に見上げるようにして3Dのオーロラを見ることができるという。
展示は国立極地研究所の片岡龍峰准教授と、オリハルコンテクノロジーズの高幣俊之氏が共同開発した。オーロラは片岡准教授が2013年3月17日、アラスカ・フェアバンクス郊外の約8キロ離れた2地点で、デジタル一眼レフカメラと魚眼レンズで撮影。これを右目用と左目用の映像として、高幣氏の開発したドーム用映像投影ソフト「AMATERAS Dome Player」を使ってOculus Rift DK2に表示している。
同館の開館日時は毎週火曜日〜土曜日の午前10時〜午後5時。入場は無料。
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