ITmedia NEWS > 企業・業界動向 >

ソニーの4〜9月期、157億円の営業赤字

» 2014年10月31日 19時12分 公開
[ITmedia]

 ソニーが10月31日発表した4〜9月期の連結決算(米国会計基準)は、営業損益が157億円の赤字だった(前年同期は494億円の黒字)。不振のモバイル事業で営業権の減損を迫られたことが響いた。

photo 主要製品の年間見通し=決算説明会資料より

 売上高は6.5%増の3兆7114億円。PC事業の撤退などがあった一方、プレイステーション 4の販売が好調なゲーム&ネットワークサービス分野、スマートフォン向けカメラ用イメージセンサーが拡大したデバイス分野がそれぞれ大幅増収になった上、為替の好影響もあった。

 モバイル事業の不振から減損1760億円を計上したことで損益が悪化。最終損益は109億円の赤字(前年同期は165億円の赤字)だった。

 通期では2300億円の最終赤字になる見通しを発表している。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.