国立国会図書館は12月3日、日本とフランスの交流の歴史をテーマとしたデジタル展示会「近代日本とフランス――憧れ、出会い、交流」をオープンした。
芸術からライフスタイルまで、日本人の憧れの的であり続けてきたフランス文化。1858年の日仏修好通商条約締結に始まる両国の交流の歩みを、政治や産業、文学、芸術、ライフスタイル、サブカルチャーなどの分野ごとに約200点の資料で紹介している。
明治の初めにフランスへ留学した西園寺公望、中江兆民らが帰国後に創刊した自由主義的新聞「東洋自由新聞」、日本で初めてフランス語から翻訳された文学作品「八十日間世界一周」(ジュール・ベルヌ)、明治・大正・昭和の各年代でフランス文化を紹介した料理・ファッション・映画雑誌などをデジタル資料として閲覧できる。
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