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人工知能の“ターミネーター化”を防ぐ研究にイーロン・マスク氏が1000万ドル寄付

» 2015年01月16日 16時17分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 主に人工知能(AI)の安全性について研究する非営利の研究組織Future of Life Institute(FLI)は1月15日(現地時間)、米Teslaや米SpaceXの創業者である起業家のイーロン・マスク氏から1000万ドル(約11億6400万ドル)の寄付を受けたことを発表した。

 musk イーロン・マスク氏

 マスク氏は発表文で、「FLIの研究者はAIの安全性が重要だとしている。私もそれに賛同し、AIを人間にとって有益なものにするための研究に1000万ドルを寄付する」と語った。

 同氏はかつて自身のTwitterで、「われわれはAIを慎重に扱う必要がある。AIは核兵器より危険になる可能性がある」とツイートしたことがある。

 FLIはSkypeの共同創業者ジャーン・タリン氏やと米マサチューセッツ工科大学のマックス・テグマーク教授らが立ち上げた研究組織。マスク氏は、スティーブン・ホーキンス博士やスチュワート・ラッセル教授らとともにFLIの顧問として名を連ねている。

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