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Uber、自動運転カー開発でカーネギーメロン大学と提携

» 2015年02月03日 10時17分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米配車サービスのUberは2月2日(現地時間)、米カーネギーメロン大学との提携により、ペンシルベニア州ピッツバーグの同大学キャンパスの近くにUber Advanced Technologies Centerを設立すると発表した。

 同社は配車サービスのための自動運転カーを開発しようとしているようだ。発表文によると、この研究所は「安全で信頼できる輸送手段をどこでも誰にでも提供するというUberのミッションを促進するための長期的な技術の開発にフォーカスする」という。マッピング、自動車の安全性、自動化技術の研究が中心になるとしている。

 カーネギーメロン大学のNational Robotics Engineering Center(NREC)は無人自動車の研究プロジェクトを擁しており、DARPAのロボットカーレースの常連でもあった(このレースは2007年で終了した)。

 nrec

 長期的な将来、ドライバー不要のUberサービスが可能になれば、ドライバーによるレイプ事件などのトラブルはなくなるだろう。

 なお、米GoogleはUberの主要出資企業だが、UberはGoogleが開発中の自動運転カーは採用しないようだ。

 米Bloombergは同日、GoogleがUberと競合する自動運転カーによる配車サービスを準備中であると報じた

 google car Googleの自動運転カーのプロトタイプ

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