米Googleは3月30日(現地時間)、ソーシャルサービス「Google+」の「フォト」内の写真や動画をクラウドストレージ「Googleドライブ」からもアクセス可能にしたと発表した。
モバイル(Android/iOS)アプリとWebアプリのGoogleドライブに、新たに「Googleフォト」フォルダが生成され、向こう数週間中にすべてのGoogle+の写真や動画がこのフォルダに表示されるようになる。(本稿執筆現在、筆者のGoogleドライブにはまだこのフォルダは追加されていない。)
モバイルアプリで端末で撮影した写真や動画をGoogle+に自動バックアップする設定にしている場合は特に便利になりそうだ。
同社は今月3日、Google+を、写真編集の「Photos」とソーシャルサービスの「Streams」に分割する計画を発表しており、Googleドライブへのフォトフォルダの追加はこの計画の一環とみられる。
Google+のフォトの機能は少なくとも現段階では変わらず、自動バックアップや高度な写真編集機能はそのまま使える。
Googleドライブ側でできるようになったのは、Google+に保存した写真や動画の閲覧、フォルダの移動、ダウンロード、削除など。例えばキッチンリフォームの計画で、Googleスプレッドシートで作成した見積書や保存したカタログなどと、スマートフォンのカメラで撮影してGoogle+に自動バックアップしたキッチンの写真をGoogleドライブの「リフォーム」フォルダにまとめておくといったことが簡単にできるようになる。
Google+に保存する写真や動画はもともとユーザーのGoogleドライブの容量を使っているので、今回の新機能でGoogleドライブの使用容量が変わることはない。また、Googleドライブのフォトフォルダ内の写真や動画の削除はGoogle+にも反映され、逆も反映される。
GoogleドライブでChromeアプリを使って写真や動画を編集するには、マイドライブにファイルをコピーする必要がある。
詳細は日本語ヘルプを参照されたい。
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