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台風18号、9日上陸 関東は10日にかけ大雨の恐れ

» 2015年09月08日 18時53分 公開
[日本気象協会 tenki.jp(http://www.tenki.jp/)]
Tenki.jp

 台風18号はあす9日水曜日には近畿や東海に接近、上陸する見込みです。台風からの湿った空気と前線の影響で、大雨となる所もあるでしょう。雨のピークなどをまとめました。

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 台風18号は8日15時には父島の西北西にあります。次第に暴風域を伴いながら北へ進み、あす9日には近畿から東海へ上陸し、北陸を通過して日本海へ進む見込みです。

 秋雨前線は、台風からの湿った空気の影響で北上し、関東付近から山陰沖や東北へ北上する見込みです。前線の活動は活発で、局地的に猛烈な雨の降る恐れがあります。落雷や竜巻などの突風にも注意が必要です。

 また、今回の台風はコンパクトなため、台風が近づくと急に風が強まります。

中国地方

 9日水曜日の昼前から夜遅くにかけて、山陰を中心に激しい雨が降る見込みです。山陽でも土砂降りの雨が降るでしょう。雷が鳴ることもある見込みです。時間に余裕を持ってお出掛けください。

近畿

 9日水曜日は朝から昼過ぎにかけて雷を伴って非常に激しい雨が降る見込みです。特に南部では9日朝から昼過ぎにかけて猛烈な雨の降る所があるでしょう。車の運転が難しくなるほどの非常に強い風が吹く見込みです。朝の通勤通学の足に大きな影響を与えそうです。

東海

 9日水曜日にかけて大荒れの天気となるでしょう。交通機関への影響が予想されます。特に東や南東に開けた斜面を中心に、大雨となり、局地的に猛烈な雨が降る恐れがあります。瞬間的には35メートルの何かにつかまっていないと立っていられないくらいの風が吹くでしょう。海は大しけです。

北陸3県と新潟

 9日水曜日にかけて雨が雷を伴って激しく降るでしょう。特に福井県では局地的に非常に激しい雨が降る恐れがあります。海上は非常に強い風が吹き、波は次第に高くなるでしょう。交通機関への影響にも注意が必要です。

関東甲信

 9日水曜日にかけて広い範囲で激しい雨が降るでしょう。関東南部は9日明け方から、甲信南部は9日朝から非常に激しい雨が降る見込みです。波はうねりを伴い、伊豆諸島で大しけ、関東の海上でもしけるでしょう。10日木曜日も関東を中心に湿った空気が流れ込み、大雨が続く見込みです。

東北

 南部の太平洋側を中心に9日朝から夕方にかけて激しい雨が降る見込みです。10日にかけて雨の量が増えるでしょう。道路が川のようになることもあるでしょう。車の運転などお気を付けください。海では高い波にご注意ください。

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