米Mozilla Foundationが、Firefox OSを搭載するオリジナルタブレット「Firefox Pad」などを計画しているかもしれない。スペインのテック系ブログメディアHipertextualが「独自に入手した内部資料」とされるドキュメントを基に伝えている。
資料には、Firefoxのロゴが付いたタブレット、キーボード、ルータ、スマートTVスティックらしきものが描かれている。タブレットは「Firefox Pad」という名の10インチ端末で、一般ユーザー向け普及機を想定しているという。
特に注目したいのはキーボードだ。「Firefox Pi」という名前の通り、超小型PC「Raspberry Pi」を内蔵してFirefox OSをプリインストールした“キーボード型PC”になると記されている。キーの横にはタッチパッドを備え、外部ディスプレイなどにつなげばPCとして利用できるものになるようだ。
Mozillaは今月初旬、通信キャリア経由でのFirefox OS搭載端末の販売を終了し、同OSを「多様な接続端末のためのプラットフォームとして使う」と発表している。この内部資料が実在するものであれば、Firefoxブランドの端末群を利用できる日もそう遠くないかもしれない。
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