KADOKAWAとはてなは12月25日、共同運営する小説投稿サイト「カクヨム」で、投稿受け付けをスタートした。KADOKAWAの一部作品の2次創作を公式に認めるほか、「第1回 カクヨムWeb小説コンテスト」も開催する。
投稿ツールはストレスなく執筆・公開できることを追求し、設計したという。下書きを共有できる機能で執筆中に友人・知人に感想や意見を求めることも可能だ。現在は投稿機能のみで、読者向けの一般公開は2月末を予定する。PC版に加え、スマホアプリも提供予定。
KADOKAWAの一部作品の2次創作を公式に認めることも特長だ。小説作品としては、発表時にアナウンスされていた「涼宮ハルヒの憂鬱」「ログ・ホライズン」「フルメタル・パニック!」などに、「ゼロの使い魔」「冴えない彼女の育てかた」「精霊使いの剣舞」の3作品を加えた計12タイトル、TRPG作品として「神話創世RPG アマデウス」「ガーデンオーダー」など計5タイトルをラインアップする。
「第1回 カクヨムWeb小説コンテスト」の応募受け付けも同時に開始。ファンタジー、SF、ミステリー、ホラー、恋愛・ラブコメ、現代アクション、現代ドラマの7ジャンルで作品を募集する。大賞作品は書籍化し、賞金100万円を授与するほか、優秀作品にも総額700万円の賞金が贈られる。応募締め切りは2月28日で、選考対象はオリジナル作品のみ。
KADOKAWAの井上伸一郎執行役員は「小説投稿機能に加え、2次創作の舞台にもなるなど、新しい形での創作活動を支援させていただきます。『カクヨム』からどんな作品が生まれるのか、今から楽しみです」とコメントを寄せている。
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