米Appleが、今秋発売とみられるヘッドフォンジャックのない「iPhone 7」(仮称)に合わせ、無線のBluetoothイヤフォンを開発中──。米9TO5Macが1月8日(現地時間)、複数の情報筋の話としてそう報じた。
このイヤフォンは2014年に買収したBeats Electronicsのブランドという。BeatsはBluetoothヘッドフォンを販売している。
開発中のイヤフォンは左右のイヤバッドの部分をつなぐコードもない完全な無線で充電ポートもなく、EARINやBragiの製品のように、収納すると充電できる携帯ケースが付属する。バッテリー持続時間は1回の充電で4時間を目指しているという。
ノイズキャンセリング機能付きのマイクも搭載し、通話やSiriの利用も可能という。
AppleはiPhone 7の筐体を薄くする目的で、3.5ミリのイヤフォンジャックを排除し、イヤフォン/ヘッドフォンはLightningポートに接続する設計にするとうわさされている。
iPhone 7にはLightning接続の純正イヤフォン「EarPods」が付属し、Beatsの無線イヤフォンは別売になるという。ちなみにEARINの無線イヤフォンは日本でも販売しており、価格は3万円前後だ。
なお、Beatsのイヤフォンはまだ開発中で、バッテリーの持続時間の問題でiPhone 7と同時には発売できない可能性があるという。
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