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テレビやエアコンのリモコンになる照明、ソニーが開発 単体で音楽再生も

» 2016年01月14日 12時58分 公開
[ITmedia]

 ソニーは、赤外線コントローラーやスピーカー、Wi-Fi通信機能などを備えた多機能シーリングライトを開発中だと発表した。テレビやエアコンなど、照明と同室にある機器をスマートフォンから照明経由で操作したり、照明単体での音楽再生も可能だ。2016年度前半を目標に商品化を目指す。

画像 LEDシーリングライト(左上)とマルチファンクションユニット(左下)、ライトとユニットを組み合わせたマルチファンクションライト(右)

 8畳相当のLEDシーリングライトと、Wi-Fi通信機能、赤外線コントローラー、人感センサー、microSD/microSDHCカードスロット、スピーカーなどを備えたユニットを組み合わせた。

 ユニット自体が赤外線リモコンとして動作し、エアコンやテレビの操作が可能。スマートフォンの専用アプリを使えばWi-Fi経由でユニットをコントロールでき、外出先から同室内のエアコン・照明・テレビのオン/オフが行える。人感センサーで人の入退室を検知してテレビ・照明を自動でオン/オフすることが可能だ。

 スマートフォンに保存している音楽データをユニットのスピーカーから再生できるほか、ユニットに挿入したmicroSD/microSDHCカードに音楽コンテンツをアップロードすれば、ユニット単体での音楽再生も可能だ。

画像 スマートフォンアプリの画面

 ユニットを設置した部屋に対して別の部屋からスマートフォンを使用して通話できる機能、スマートフォンのアプリ経由でユニットに伝言メッセージを録音しておくと、不在中に家族が帰宅した際の入室を検知し、自動でメッセージを再生する機能、不在中にユニットが部屋の中の人の動きを感知し、スマートフォンにメールで知らせる機能なども備えている。

 シーリングライトは東芝ライテックと技術提携して開発中。色温度や明るさを自在に変更できる。

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