絵文字でプログラミングするEmojicodeが「ビジュアルプログラミング言語と呼べるのでは」と話題になったが、Cubettoは究極のビジュアルプログラミング言語だろう。視覚的なだけではなく、手で触れてプログラムを作ることができるのだ。
PRIMOが発売するCubettoは、一見積み木かブロック玩具のような「プログラミング言語」だ。Kickstarterで支援を募っている。
Cubettoは、昔から使われている教育用プログラミング言語のLOGO、特にそのタートル機能をベースにしている。顔が描かれ車輪のついた木製の箱(この箱自体もCubettoと呼ばれる)が、ユーザーのプログラムしたとおりに動く。というより、子どもがボード上に並べた色とりどりのブロックの指示どおりに動く。直進、右左折などの他に、サブルーチンを使って動きを制御することもでき、子供は自然にプログラミングの考え方に馴染んでいく。
完全にビジュアルなので、英語や日本語といった言葉の壁もない。この玩具は、独特な遊具を使って感覚教育を重視するモンテッソーリメソッドでも、承認されている。
「プログラミングは21世紀のリテラシーで、覚えさせるのは早い方がいい」とメーカーは言っているが、そんなことより、Cubettoは子供に対して「プログラミングはとても面白いものだ」と教える役割の方が大きいだろう。
絵文字で本格的プログラミングは可能?
Microsoft、教育用マインクラフトを今夏提供開始へ
誤り指摘相次ぐ 文科省、プログラミング教育に関する報告書を非公開に 「内容を確認する必要」Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR