LINEが4月28日に開示した、2016年1〜3月期の連結業績(IFRS、監査未完了)によると、3月の月間アクティブユーザー数(MAU)は約2億1840万人と、前年同期比7%増にとどまった。
グローバルでは伸び悩みが続いているが、日本、タイ、台湾、インドネシアの「主要4カ国」だけで見ると前年同期比23%増の約1億5160万人。特にインドネシアで拡大しているという。
1〜3月期の営業収益は前年同期比21%増の341億円と堅調に推移。営業収益に占めるサービス別の割合は、広告35%、ゲームや漫画など「コンテンツ」35%、スタンプや着せかえなど「コミュニケーション」22%――と、収益構造のバランスは良くなっている。
日本では「LINE NEWS」の広告メニューや、タイムライン上での広告配信が好評という。日本で展開しているライブ配信プラットフォーム「LINE LIVE」は昨年12月から3カ月間の累計視聴者数が1億人を突破したほか、タイと台湾で展開している「LINE TV」も順調に視聴者数を伸ばし、収益化も進んでいるという。
LINE、2015年売上高は前年比1.4倍の1207億円 ゲームや広告、スタンプが国内外で好調
LINE、4〜6月期の売上高は37%増の278億円 アクティブユーザー2億1100万人に
LINE、1〜3月期の売上高は70%増の281億円 グローバル展開加速
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LINEユーザーが世界4億人突破 年内5億人へCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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