LINEは5月16日、フードやコンビニ商品の配送をその場で依頼できるアシスタントアプリ「LINE MAN」の提供をタイで開始した。
「LINE MAN」は対象商品の配送を24時間スマートフォンから依頼できるアシスタントアプリ。「配送サービス」「フードデリバリー」「コンビニ商品お届け」の3つのサービスを備える。
配送商品はリアルタイムに追跡可能で、受け取り時に料金を現金で支払う仕組み。フードはユーザーからの注文を受けるとドライバーが商品を購入し、指定された場所まで届ける。
現地の物流企業「Lalamove」と提携して配送サービスを提供する。フードデリバリーではレストランポータル「Wongnai」と提携し、バンコク周辺地区1万店舗以上の飲食店に注文できる。
タイは、日本、台湾、インドネシアと並んでユーザーの多いLINEの主要市場の1つ。音楽や4月からGoogle Playでベータ版アプリを提供してきたが、iOS版の提供開始に伴い本格スタートした。
日本でも類似のフードデリバリーと買い物代行サービス「LINE WOW」を展開していたが、昨年11月に開始から1年足らずで終了している。同社によると、今回の「LINE MAN」は「LINE WOW」の後継ではなく、あくまで現地のユーザーに向けローカライズした新たなサービスという。今後、日本での展開は未定としている。
フードデリバリー&買い物代行「LINE WOW」終了 開始から1年足らずで
Amazon.co.jp、「全商品送料無料」が終了 2000円未満は送料350円に
注文から1時間以内に配送 Amazon「Prime now」が東京、千葉でエリア拡大
LINEやFacebookでユーザーと対話「人工知能ボットAPI」 ユーザーローカルが無償提供
LINEのビジネスアカウント「LINE@」に無料版 顧客と直接トークでやりとり
LINE、2015年売上高は前年比1.4倍の1207億円 ゲームや広告、スタンプが国内外で好調Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR