スマホ専業証券ベンチャーのOne Tap BUYは6月1日、「3タップで株式売買できる」とうたう証券取引アプリ「One Tap BUY」を正式公開した。FacebookやAlphabet(Google親会社)など米国株30銘柄を、1万円から、24時間365日約定できる。
「貯蓄は安全だが投資は怖い」というイメージを払拭し、誰でも気軽に株式投資できる環境を実現したいとしている。
アプリの口座開設フォームから必要事項を入力し、本人確認書類をアップロードすると、書留郵便でパスワードと専用の銀行口座を案内する。銀行口座に入金すれば、株式購入の準備OKだ。
アプリで欲しい銘柄を選んで「買う」をタップし、購入額を入力して「買う」をタップするだけで購入は完了。取扱い銘柄はすべて1万円単位で購入でき、成行や指値など注文方法を選んだり、株価を指定する必要はない。
同社が事前を仕入れた株式をユーザーと売買する仕組み。同社が相手方となることで、株式市場が開いてない時間帯でも売買できるようにし、「買う」を押した瞬間に約定する仕組みにした。
保有状況が一目で分かる円グラフ「ポートフォリオ」をなぞるだけで売買したり、スマホを横にするだけで売買履歴をグラフで表示する――といった機能も備えた。投資の心構えや税金、入金などの手続きを解説した漫画も用意し、初心者でも取っつきやすくした。20歳未満でも持てる「U19」口座も用意している。
ターゲットは、「株式投資にポジティブなイメージを持っている株式投資未経験者の20〜30代のリア充ビジネスマン」や、「流行り物に敏感な20〜30代女子」「経済を勉強し始めた大学生」「子育てをしながらお金にシビアな主婦層」――など。まず約30万件程度の口座開設を目指す。
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