鳥取県は7月25日、位置情報を利用したスマートフォンゲーム「Pokemon GO」を観光誘致に活用しようと、鳥取砂丘を「スナホ・ゲーム解放区」とすることを発表した。人通りや障害物が少なく安全にゲームを遊べる点をアピールし、「雄大な鳥取砂丘には多くのポケモンたちが暮らし、皆様を待っている」(同県)という。
鳥取砂丘には、砂の移動を調べるための「調査杭」が100本以上ある。同ゲーム内では、これらの杭が「ポケストップ」という拠点になっており、ネット上では「アイテムを手に入れやすい」などと話題になっている。砂丘は障害物が少なく、交通量も少ないため「街中と違って安全に楽しめる」(同県)という。
Pokemon GOをめぐっては、「歩きスマホ」など密集地でのプレイにさまざまな課題がある一方、地方ではポケストップやポケモンが少ないとの指摘もある。
同県は(1)熱中症や事故・けがに注意する、(2)砂丘の生き物や他人に迷惑をかけない、(3)砂丘の景色や昆虫・植物などを楽しむ――というルールを設定。「掟(おきて)を守って(ポケモンを)ゲットしてください」としている。
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