米Googleは7月27日(現地時間)、Google Playで購入したAndroidアプリやコンテンツを6人までのユーザーで共有できるサービス「Google Play Family Library」を発表した。日本を含む数カ国で向こう数日中に“ローリングアウト”する。利用できるようになるとこちらからサインアップできる。
なお、6月から日本でも提供しているGoogle Play Musicの「ファミリープラン」(月額1480円)とは別のサービスなので、ファミリープランに加入しているユーザーでも、あらためてサインアップする必要がある。
Family Libraryは、管理者になるユーザーが共有してもいいクレジットカードで、5人までの家族をメンバーとして追加できる。メンバーは複数の端末でアプリやコンテンツを共有できる。
Androidアプリを共有できるのはAndroid端末でだけだが、映画、テレビ番組、電子書籍はiOS端末とデスクトップ上のWebでも共有できる(iOS端末で共有するには、iOSアプリの「Google Playムービー&TV」と「Google Play Books」のインストールが必要)。
大きな特徴はその柔軟性だ。管理者はメンバーごとにメンバーとしてアプリやコンテンツを購入していいかどうかを設定できる。設定では、例えば何かを購入するときに必ず管理者の承認が必要にしたり、アプリ内購入の場合のみ承認が必要にしたりと細かく設定できる。
コンテンツ購入には、共有クレジットカードだけでなく、各メンバーのクレジットカードあるいはギフトカードを使うこともできる。
また、管理者だけでなく、各メンバーも、自分が購入したアプリやコンテンツを共有するかどうかを簡単に(コンテンツに表示するスイッチをスライドする)設定できる。
【UPDATE】7月29日午前、筆者の環境でも「ファミリーライブラリ」にサインアップできるようになり、日本語のヘルプも公開された。
ヘルプによると、ファミリープランへの加入は無料で月額料金などはないが、以下のような幾つかの制限がある。
詳細はヘルプを参照されたい。
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