KADOKAWAは8月3日、小説「ソードアート・オンライン」を米ハリウッドで実写ドラマ化すると発表した。米国の映画製作会社・Skydance Mediaが全世界実写映像化権を獲得し、原作のストーリーにならったテレビドラマを制作するという。
ソードアート・オンラインは、作家・川原礫さんのライトノベル。2022年を舞台に、VR(仮想現実)オンラインゲーム「ソードアート・オンライン」の世界に閉じ込められた主人公・キリトたちが、脱出のためにゲームクリアを目指す――という内容だ。
Skydance Mediaは「スター・トレック」などSF大作映画の製作だけでなくNetflixなどで配給するテレビシリーズにも乗り出しており、ソードアート・オンラインはその目玉となる見込みだ。
パイロット版エピソードの脚本は、「アバター」「ターミネーター:新起動/ジェニシス」などを手掛けたレータ・カログリディスさんが担当する。テレビドラマの制作に続き、同作のVR体験企画も予定しているという。
VR HMDブームを引き起こしたOculus VRの創業者で、ソードアート・オンラインの大ファンとしても知られるパルマー・ラッキー氏は自身のTwitterでこのニュースをリツイート。「特にVR体験があるというのに興奮している」とコメントしている。
「ソードアート・オンライン」がハリウッドで実写ドラマ化、しかもあのスカイダンスによって……という思いがけない展開にとても興奮し、また感動しています。映像を見られる日が楽しみで仕方ありません。今回のドラマ化を実現させてくださった全ての関係者様、そして「ソードアート・オンライン」をいままで応援してくださった全世界のファンの皆様に心から感謝いたします。
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