Appleの新型iPhone「iPhone 7 Plus」のベンチマークを「Geekbench 4」を使って計測してみた。比較対象として、iPhone 7、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone 5sのスコア値を用意(Geekbench 3計測値含む)した。シングルコア、マルチコアのスコア値をiPhone 6s Plusと比べると、シングルコアは約33%アップ、マルチコアは約23%アップという結果だった。
A10 Fusionチップはクアッドコアであるが、性能優先のデュアルコアと省電力優先のデュアルコアを切り替える「big.LITTLE処理」を採用している。
次に「GFXBench GL」を使用して、3D性能を計測してみた。実施したテストは、オンスクリーンで3DデータをOpenGL ES 3.0レンダリングして計測する「マンハッタン」、オンスクリーンで3DデータをOpenGL ES 2レンダリングして計測する「ティラノサウルスレックス」、オフスクリーンで3D性能のみを計測する「ティラノサウルスレックス オフスクリーン」の3つ。
iPhone 7 PlusのGPU性能は、iPhone 6s Plusと比べて12%アップしてることが分かった。OpenGL ES 3.0レンダリング性能は、iPhone 6s Plusよりも速いようだ。
最後に「SunSpider 1.0.2 JavaScript Benchmark」を使用して、SafariのJavaScriptベンチマーク性能を計測した。結果は、iPhone 6s Plusと比べて、約20%速いという結果となった。2世代前のiPhone 6 Plusと比べると、Webアプリが約2倍速い速度で利用できると考えられる。
Copyright (C) 1998 Mac Treasure Tracing Club. All rights reserved.
Special
PR