「世界で2000万人以上の生徒がChromebookを使っている」──。米Googleは「World Teachers’ Day(世界教師デー)」の10月5日(現地時間)、そう発表した。
同社は2015年10月にはChromebookを使っている生徒数を1000万人と発表しているので、1年で倍増したことになる。
米調査会社IDCは7月、米国における第2四半期(4〜6月)のPC市場が数四半期ぶりにプラスに転じたのは、教育機関によるChromebook購入の影響が大きいと指摘した。
Googleは5月から、一部のChromebookでGoogle PlayストアのAndroidアプリを使えるようにしている。これで利用できるアプリが大幅に拡大したことも、Chromebookの普及に貢献しているようだ。
Chromebook搭載のOS「Chrome OS」については、Android OSと統合されるといううわさがあるが、Googleは、少なくとも教育市場では(どんなOSが載るにせよ)Chromebook(あるいは別ブランドの専用OS搭載PC)の提供を続けるとみられる。
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