ドミノ・ピザ ジャパンは11月17日、厳しい寒さや降雪でもスムーズにピザを届けられるように、配達にトナカイを使う準備を進めていると発表した。導入予定の地域などの詳細は明らかにしていない。
同社は、気象庁が11月10日に「現在ラニーニャ現象が発生しており、今冬も続く可能性が高い」と発表したことを受け、降雪や寒さに備える「降雪デリバリー対策室」を開設。新たな配送手段としてトナカイを使う計画を推進するという。
同社は当初、寒冷地仕様の自動車やスノーモービルの導入を検討していたが、導入コストや維持費の高さなどを理由に断念したという。一方、トナカイは、雪が積もった道でも沈まずに進めるほか、軽車両の扱いとなるため、運転免許が必要ない――などのメリットがあり、「トナカイが現実的という結論に至った」(同社)としている。トナカイを使うことでのPR効果にも期待する。
17日現在は「ドミノ・ピザ デリバリー総合研究センター」(北海道石狩市)で、飼育員の監修のもと、安全面・運用面の最終調整を行っているという。途中経過は、24日に同社の公式サイトで報告する予定。
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