任天堂は12月21日、15日(太平洋標準時)にApp Storeで配信を開始したiOS版ゲーム「Super Mario Run(スーパーマリオラン」の全世界でのダウンロード数が4日間で4000万本を突破したと発表した。
米Appleによると、4日間で4000万本というのは過去最速という。同社のワールドワイドマーケティング担当上級副社長、フィル・シラー氏は発表文で「Super Mario RunはこれまでのApp Storeの記録を打ち破り、わずか4日間で4,000万以上のダウンロードという信じられない記録を打ち立てました。私たちは任天堂の皆様と、キノコ王国を楽しんでいる何千万のiOSユーザーを祝福したいと思います」と語った。
また、このゲームは140の国と地域のApp Storeの無料ゲームランキングで1位になり、100のApp Storeで収益を挙げたゲームのトップ10に入った。
スーパーマリオランは無料で3つのモードが楽しめるが、1200円の有料チケットを購入すれば、すべて(6つ)のモードを遊べるようになる。1度支払えば、追加課金はない。
米調査会社App Annieの20日の調査報告によると、同ゲームの売上高は公開3日で1400万ドル(約16億5000万円)。有料チケットを購入したのはダウンロードした人の約4%と推計した。
任天堂の代表取締役クリエイティブフェロー、宮本茂氏は発表文で、「購入して得られる内容を十分に理解いただくには、もう少し時間が必要かもしれませんが、購入を決めていただいた方が徐々に増えていることを実感しています」と語った。
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