ITmedia NEWS > 社会とIT >

住友商事、月末金曜に早帰り「プレミアムフライデー」導入

» 2017年02月06日 14時25分 公開
[ITmedia]

 住友商事は2月6日、月末金曜日の午後3時に退社を促す官民連携キャンペーン「プレミアムフライデー」に賛同し、該当日を全休または午後半休の取得推奨日に設定すると発表した。1月27日から導入済みという。

photo

 月末金曜日に有給休暇取得が難しい場合は、同社のフレックスタイム制度でコアタイム終了時刻(午後3時)の退社を奨励する。さらに「プレミアムフライデーズ」と称し、月末以外の他の金曜日も有休取得を奨励する。

 同社は、全社目標として最低有休取得日数を設定。2015年の目標は「各社員最低12日以上」で、実績は全社員平均で12.7日だった。2016年は「各社員最低14日以上」に対して実績は全社員平均15.1日と、年々有休取得率が向上しているという。

photo 住友商事の有休休暇取得実績

 プレミアムフライデーは、経済産業省と経団連が個人消費拡大を目指して喚起する施策。毎月の最終金曜日は午後3時に一斉退社させることで、夕方からの買い物や飲食、土日にかけての旅行といった消費行動を促す狙いだ。

photo 「プレミアムフライデー」ロゴ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.