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「一緒にいる自分よりもスマホが大事なんでしょ」――恋人に約40%が“嫉妬” マカフィー調査

» 2017年02月14日 13時02分 公開
[ITmedia]

 「一緒にいる恋人や配偶者が自分よりもデバイスを大事にしている」と感じる人が約40%――サイバーセキュリティ企業のマカフィーがこのほど、そんな調査結果を発表した。「多くの人にとって、デジタルデバイスが恋敵と言えるかもしれない」という。

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 調査は恋人や配偶者がいる成人のデジタルデバイスユーザー1万3000人(世界14カ国、日本含む)に対して実施。自宅で過ごす時間全体を100%として「ネットに接続している時間」「家族や恋人と向き合っている時間」の割合を聞いたところ、どちらも平均値は約38%とほぼ同じ結果に。日本でも約37%:約40%とほぼ同じだった。

 「一緒にいる恋人や配偶者が自分よりもデバイスを大事にしていると感じる」と回答した人の割合は、グローバルでは約40%だった。この傾向は日本でやや高く、約45%の人がそう回答。「半数近い人が、デバイスを相手に恋人の時間を奪い合っている」(同社)という。

 意見が分かれたのが「恋人や家族のデバイス使用を制限するか」という質問。「使用を制限しない」と答えた人の割合は、世界全体で約45%、日本では約53%だった。

 「相手が目の前でデバイスを使用したことで喧嘩になったことがある」人は、グローバルで約45%だった。一方、日本では約25%と、調査対象14カ国のうち2番目に低い結果だったという。「大切な人と一緒でもデバイスを使うことが普通になりつつある」――そう同社は指摘している。

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