米Oculus VR(現在は米Facebook傘下)の共同創業者で、VR HMD「Oculus Rift」のコンセプトと設計に携わったパルマー・ラッキー氏が3月末にFacebookを退社する。VR専門メディアの米UploadVRが3月30日(現地時間)、Oculus VRからの声明文を添えてそう報じた。
ラッキー氏自身からはまだ特に発表はない。
ラッキー氏は2012年、ブレンダン・イリーブ氏(現在のCEO)らと共にOculus VRを立ち上げた。2014年3月にFacebookによる買収を発表した際、「みんなを失望させない」とコメントしたり、製品版Oculus Riftの1台目を自ら購入者に届けるなど、Oculusの顔として活躍していたが、不用意なツイートや、米大統領選でドナルド・トランプ候補の支援団体に寄付したことなどが問題視され、表舞台に立つ機会が減っていった。
Facebookは1月、Oculus VRを含むVR/AR事業の責任者として元Xiaomiの幹部、ヒューゴ・バーラ氏を迎えている。
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