米GoogleがLG Displayに1兆ウォン(約1000億円)規模の投資を提示したと、韓国のテクノロジーメディアElectronic Timesが4月9日、複数の関係筋の話として報じた。
LG DisplayのAMOLED(有機EL)生産ラインの構築を支援する目的という。供給条件などによって、投資規模はさらに増える可能性もある。LG側は、この提案を検討中という。
Googleの現行のオリジナル端末「Pixel」および「Pixel XL」はいずれもディスプレイで有機ELを採用しているが、有機ELの供給不足で需要に追いつけない状態だ。
同社は次期オリジナル端末でも有機ELを採用するとみられており、LGへの出資で安定した供給を確保する狙いとみられる。
有機ELディスプレイ採用スマートフォンとしては、韓国Samsung Electronicsが先行している。米Appleの次期iPhoneも有機ELを採用するといううわさだ。
例年通りであれば、「Android O」搭載の次期オリジナル端末は今秋には発表される見込みだ。
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