任天堂がスマートフォン向けゲーム「ゼルダの伝説」を開発していると、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が5月15日に報じた。ITmedia NEWSの取材に対し、任天堂の広報部は「報道自体は把握しているが、うわさの1つに過ぎないので、コメントすることはない」としている。
WSJの報道によれば、スマホ版「ゼルダの伝説」は、任天堂とディー・エヌ・エー(DeNA)が共同開発するという。スマホ版「どうぶつの森」(2017年度中に公開予定)に続き、リリースする見込みと報じている。
任天堂は、昨年12月に「スーパーマリオ ラン」iOS版、今年3月にAndroid版をそれぞれ公開し、今年2月には、同社のスマホゲームとしては初めてガチャ(ランダム型アイテム提供方式)を採用した「ファイアーエムブレム ヒーローズ」(Android/iOS)を公開している。
今年3月の決算説明会で、任天堂の君島辰己社長は、(1)スマホゲームを通じて任天堂のIP(知的財産)に触れる人口の最大化、(2)スマートデバイス事業単体での収益化、(3)ゲーム専用機事業との相乗効果――を狙うと説明している。
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