日本気象協会は5月16日、ドローンが飛行する高度100〜200メートルの気象現象を把握・予測する技術を開発すると発表した。予測した気象情報をドローン向けに提供する技術も開発し、ドローン運用者などに利用してもらう方針だ。
ドローンは、物流やインフラ点検、災害対応などでの活用が期待されているが、安全で効率的な飛行のためには、突風や豪雨、雷、霧などを気象情報を正確に把握・予測することが重要になる。
同協会は、ドローンが飛行する高度100〜200メートルの気象現象を把握・予測する技術と、ドローン向け気象情報を提供する技術を開発。ドローン運航管理システムやドローン運用者に利用してもらう方針だ。
研究は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「ロボット・ドローンが活躍する省エネルギー社会の実現プロジェクト」に応募して採択された。2017年度〜19年度にかけ研究を進める。
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