ヤマト運輸は5月19日、宅急便の基本運賃を10日1日から値上げすると発表した。荷物のサイズに合わせて140〜180円プラスする。4月時点では実施時期を9月末としていたが「社内で検討した結果、10月1日に決めた」(広報部)という。
例えば60サイズ(縦、横、高さの合計が60センチ以内、重さが2キロ以下)では、現行の宅配便基本運賃(税別)に140円を加算。同様に80サイズは140円、100サイズ/120サイズは160円、140サイズ/160サイズは180円それぞれ値上げする。
新しい割引サービスも10月1日に始める。荷物の届け先を自宅ではなく直営店に指定すれば、荷物1個当たり50円割り引く。直営店の店頭端末「ネコピット」で発行した送り状を利用すれば、荷物1個当たり50円安くする(デジタル割)。さらに、会員サービス「クロネコメンバーズ」に登録したユーザーが直営店に荷物を持ち込めば、荷物1個当たり150円を割り引く。
今回の改定で「労働力の確保や社員の処遇改善などを図る」(同社)としている。
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