死後の世界があるかどうかはわからないけど、Twitter後の世界は確実にある。Twitterを退会してマストドン(Mastodon)に移り住んだジニー・マックイーンさんはブログでそう語っている。
ジニーさんはポルトガル人ウーゴの運営するマストドンホスティングサービス「Masto.host」を利用して、「kitty.town」というインスタンスを運営している(ぼくと同じだ)。彼女はポッドキャスターで、自分のホームグラウンドとしてマストドンを使うことにしたわけだ。
彼女がマストドンを開始したときのことは、2カ月前に書いているが、現在も彼女のインスタンスはアクティブだ。
7月3日に書かれたブログでは、Twitterを退会してマストドンを始めるに至った、かなりシリアスな背景を説明している。
彼女はポッドキャスターのパーソナリティーを中心にソーシャルネットワークで活躍している。だからTwitterは生命線だ。それなのにTwitterをやめなければならなかった理由は、一部のユーザーによる恐喝。ナチスシンパを名乗るユーザーたちがひっきりなしに彼女にレイプや殺人の脅しをかけてくる。Twitterに報告してもらちがあかず、1つのアカウントを閉じてもまた複数のアカウントで復活してくる。嫌になった彼女は5カ月前にTwitterを退会した。そんな経緯がある。
彼女は語りかける。これは、あなたをTwitterから解放する靴下です。あなたはTwitterの屋敷しもべになる必要はないのだと。
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