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忘れがちな「Suica定期券の更新」を解決する画期的(?)な方法太田智美がなんかやる

» 2017年07月18日 18時50分 公開
[太田智美ITmedia]

 普段は「ピッ」とするだけで改札を通ることができ、乗り越し時には超えた分の料金を自動で差し引いてくれる便利な「Suica定期券」。筆者は「カシャッ」と入って「パシャッ」と出てくる磁気定期券の根強い愛用者だったが、その便利さに負けて半年ほど前にSuica定期券に乗り換えた。

 が、そんなSuica定期券にも欠点がある。それは、定期の更新期限が分かりにくいことだ。定期入れから毎回取り出さなければならない磁気定期券に比べ、Suica定期券はわざわざカードを取り出す必要がないため、期限を確認する頻度が極端に減る。また、磁気定期は期限が過ぎていれば改札の扉が開かないが、Suica定期券だと期限を過ぎていても乗車分の金額が引かれて改札を通れてしまう。

 定期券区間内で利用したときは「ピッ」、定期券区間外で利用した場合は「ピピッ」という、改札を通過するときの音の違いさえあるが(「お知らせ機能」を設定していない購入時の状態)、急いでいたり周りがうるさかったりして、気付けばもう何日も通常の乗車料金として引き落とされていた……なんてことも。そんな人にピッタリな対処法がある。


「Suica定期券」更新期限

「Suica定期券」更新期限

 用意するのは、iPhone。Siriを起動し、定期券購入直後に「半年後にリマインドして」と話しかけると、「内容を教えてください」と言われるので「定期の更新」と伝える。その後、「いつお知らせしますか?」と聞かれるので、その場で定期の期限の1〜2日前の日付をSiriに教えてあげれば完璧だ。もちろん他の携帯端末でも同じことができる。

「Suica定期券」更新期限「Suica定期券」更新期限 −−
「Suica定期券」更新期限「Suica定期券」更新期限

 「なんだ、そんなことか」と思ってしまう対処法ではあるが、ついつい定期の更新を忘れてしまうという人も少なくないはず。購入時のちょっとした工夫で、便利が故の落とし穴にはまらないで済みそうだ。

 話は戻るが、磁気定期券が通る、あの物理的な移動と機械音、大好きだなぁ。

太田智美

筆者プロフィール

プロフール画像

 小学3年生より国立音楽大学附属小学校に編入。小・中・高とピアノを専攻し、大学では音楽学と音楽教育(教員免許取得)を専攻し卒業。その後、慶應義塾大学大学院メディ

アデザイン研究科に入学。人と人とのコミュニケーションで発生するイベントに対して偶然性の音楽を生成するアルゴリズム「おところりん」を生み出し修了した。

 大学院を修了後、2011年にアイティメディアに入社。営業配属を経て、2012年より@IT統括部に所属し、技術者コミュニティ支援やイベント運営・記事執筆などに携わり、2014年4月から2016年3月までねとらぼ編集部に所属。2016年4月よりITmedia ニュースに配属。プライベートでは2014年11月から、ロボット「Pepper」と生活を共にし、ロボットパートナーとして活動している。2016年4月21日にヒトとロボットの音楽ユニット「mirai capsule」を結成。

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