ホーホーと鳴くフクロウ型ロボットと目が合うと、タブレット端末の画面におすすめ商品が表示される――そんなサービスの実証実験が、伊勢丹新宿本店(東京都新宿区)で8月9日に始まる。搭載するAI(人工知能)が来店者の性別、年齢を分析し、おすすめ商品を選ぶという。21日まで。
フクロウ型ロボットの名前は「ZUKKU」(ズック)。IoT(Internet of Things)ベンチャーのハタプロ(東京都港区)が開発した。
画像認証センサーで来店者を捉えると、搭載するAIが属性(性別、年齢など)を分析。分析結果をクラウド上に送信し、別のAIが属性とひも付いた商品情報を検索・提案するという。おすすめ商品は、ZUKKUの隣に設置したタブレット端末に表示する。
おすすめ商品を見た来店者の表情、反応などを収集し、AIの提案精度の向上に役立てるという。周辺の混雑状況も把握でき、人員配置の効率化にもつなげるとしている。
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