米Appleは動画サービス向けオリジナルコンテンツの調達および製作のために、向う1年間で10億ドルを投入する計画だと、米Wall Street Journalが8月16日(現地時間)、この件に詳しい情報筋の話として報じた。
Appleは現在、「Apple Music」で「カープール・カラオケ」と「Planet of the Apps」という2つのオリジナル番組を配信しているが、いずれも大ヒットとは言い難い状況だ。
同社は6月、Sony Pictures Televisionのコンテンツ製作のベテラン、ジェイミー・エリック、ザック・ヴァン・アンバーグの両氏を引き抜いており、コンテンツはこの2人が担当するという。
Wall Street Journalによると、番組製作に掛かるコストは、コメディの場合は1本200万ドル以上、ドラマの場合は500万ドル以上という。米HBOの人気ドラマシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」のような高品質な番組の場合、1エピソード当たり1000万ドル掛かる(現在第7シーズンに突入しており、累計65本配信済み)。
米動画サービス市場はAmazon.comやNetflixが先行しており、DisneyやFacebookも参入している。
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