ブラザー工業傘下のブラザー販売は10月4日、985人のメールアドレスが流出したと発表した。同社が企画した「スキャンカットモニターキャンペーン」の応募者に送信したメールで、送信先を「BCC」(Blind Carbon Copy)ではなく誤って「TO」(宛先)に入力したためという。
10月2日午後6時ごろ、キャンペーン応募者に案内メールを送信。本来利用すべきメール配信サービスではなく手作業で入力し、ミスが生じたという。メールアドレスが流出した985人には、翌3日におわびとメール削除を依頼するメールを送った。電話での連絡も順次行い、あらためて書簡で謝罪するとしている。
同社は、公式サイトで「お客さまには多大なるご迷惑、ご心配をおかけし、心よりおわび申し上げます」とのコメントを出した。メール配信サービスの利用を徹底し、従業員への周知・教育を行うなど、再発防止に取り組むという。
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