東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は2月28日、「東京2020 大会マスコット」が市松模様の「候補ア」に決定したと発表した。3つの最終候補の中から、全国の小学生による投票で選ばれた。マスコットの名前はこれから決定する予定で、夏頃に正式にお披露目するという。
オリンピックマスコットは、市松模様と近未来的な世界観から生まれたキャラクター。正義感が強く運動神経抜群で、どんな場所にも瞬間移動できるという特技を持つ。
パラリンピックマスコットは、市松模様と桜を表現したキャラクター。物静かだが、いざとなるとパワフルで、石や風と話したり、見るだけで物を動かしたりできるという。
東京2020大会マスコットの公募では、8月1〜4日の受付期間に個人1774件、グループ268件の計2042件の応募があった。形式要件チェック、デザインチェック、マスコット審査会の審査を経て選出された最終候補が12月7日に公表され、同月11日から22日まで全国の小学生による最終投票を行っていた。
「候補ア」の作者の谷口亮さんには表彰状とトロフィー、3Dマスコット像が授与された。「大好きな奥さんに知らせたいです」と谷口さん(Tokyo 2020公式チャンネル「東京2020大会マスコットを発表」より)
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