三井不動産リアルティ、NTT東日本、テルウェル東日本などは3月1日、訪日観光客などが使える無料Wi-Fiを提供する自動販売機を「三井のリパーク」駐車場に導入すると発表した。まず東京都豊島区の駐車場13カ所に設置し、3月末から運用する予定。災害支援や観光客の利便性向上に役立てる。
NTT東日本と豊島区が提供する「TOSHIMA Free Wi-Fi」を活用し、自販機の半径約25メートル以内なら無料で使える。SSIDは「2020Toshima_Free_Wi-Fi_02」、接続時間は1回当たり60分(回数無制限)。災害時は時間制限なく開放する。
3社によれば、近年、訪日外国人がレンタカーを活用するケースが増えている他、災害時の避難場所として「駐車場に多様な機能が求められている」という。今後は、駐車場にデジタルサイネージ(電子看板)を設置し、観光、災害情報を発信する予定だ。
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