米Google傘下のYouTubeのCEO、スーザン・ウォジスキ氏は4月17日(現地時間)、「2018年の優先事項のアップデート」と題するブログを公開した。2月1日の「2018年のクリエイターのための5つの優先事項」というブログの更新版だ。
このブログでウォジスキ氏は、動画公開後に広告の収益化アイコンが収益可能な緑から広告表示なしあるいは制限付きの黄色に予告なしに変わる問題についてのフィードバックを受け、2月にシステムを改善したと説明した。これにより、再審査請求が50%減ったという。
この問題を解決するために、同社は現在、一部のクリエイターを対象に新しい動画アップロードプロセスをテストしている。このプロセスではアップロードする動画の内容について、広告ガイドラインに沿って説明を添えるというものだ。これにより、収益化プロセスでの偽陽性問題は減るはずだとしている。
また、広告以外の収益化についての要望が多いことも把握しており、解決策の1つとして「YouTube Gaming」に「スポンサーシップ」を追加したことを例に挙げた(この取り組みは昨年9月に発表されたもの)。同氏は、向う数カ月中にこの取り組みをより多くのクリエイターに拡大すると語った。
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