ゲーム配信サービス「Steam」を運営する米Valveが、異色アドベンチャーゲーム「Firewatch」開発元である米Campo Santoを買収する。Campo Santoが4月21日(現地時間)、公式ブログで発表した。
Campo Santoは2013年創業のサンフランシスコに拠点を置くゲームデベロッパー。2016年リリースのFirewatchは100万本を突破し、2017 Game Developer Choice AwardsのBest DebutおよびBest Narrative他、多くの賞を獲得した。価格は19.99ドルで、Steam(Windows、Mac、Linux)、プレイステーション 4(PS4)、Xbox Oneでプレイできる。日本語字幕版もあり、“間もなく”Ninendo Switch版もリリースの予定だ。
Campo Santoの創業者を含む12人がワシントン州ベルビューのValve本社に合流し、現在開発中で2019年リリース予定のゲーム「In the Valley of Gods」はValveからリリースする。同社によると、Valveがゲーム開発の支援を申し出、それを受け入れたという。両社は話し合う中で、価値観などで共感したとしている。Firewatchのサポートなどは現状通りで、同社のポッドキャストや公式ブログも今後も更新していく。
Valve自身もゲーム開発メーカーとしてスタートしたが、近年はゲーム配信プラットフォームとして知られている。
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