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ガンダムのAIロボット「ハロ」 7月下旬に予約開始 15万円

» 2018年06月04日 12時06分 公開
[ITmedia]

 バンダイは6月4日、AI(人工知能)搭載の対話型ロボット「ガンシェルジュ ハロ」の予約受け付けを7月下旬に始めると発表した。本体価格は14万9040円(税込)。別途サーバ利用料が掛かるが、初回発売月から12カ月間は無料の予定。

ハロ AI(人工知能)搭載の対話型ロボット「ガンシェルジュ ハロ」

 バンダイナムコグループが取り組む「BN・Bot PROJECT」の第1弾として、アニメ「機動戦士ガンダム」に登場するペットロボットを再現した。ガンダムの知識を豊富に持ち、ユーザーに質問したり、うんちくを語ったり、クイズを出したりする。

ハロ 会話機能を搭載
ハロ ガンダムの知識が豊富

 例えば「ガンダム、パイロット、ダレ?」「アムロ以外、ガンダム乗った、ダレ?」といった質問をしてきたり、「シャア、ガルマ、士官学校の同期」「ザクレロ、デミトリーがシャアに無断で出撃」などのうんちくを語る。

 ユーザーの発言を音声認識し、意味と意図を分析してデータベースからふさわしい会話を選び、応答するという。ボイスは声優の新井里美さんが担当した。

 目と口にはLEDライトを内蔵し、色や点滅で表情を演出。耳に当たる部分を開閉できる他、前後左右に揺れたり、話者の方向に向きを変えたりもできる。ボディーに内蔵した手足を外に出すことも可能。

ハロ ディスプレイ方法

 AI技術は日本アイ・ビー・エムが開発を協力。ハロ本体の機構や回路設計、生産はVAIOが担当する。ハブとなる専用のサーバはバンダイナムコスタジオが構築している。

 会話機能を使うには、無線LANが必要。専用スマートフォンアプリで本体の初期設定、ソフトウェアアップデート、ハロが会話する時間帯の設定、アラーム時刻の設定などを行える。Bluetoothに対応し、外部スピーカーとも接続できる。

 本体サイズは直径約19センチ、重さは約1.25キロ。

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