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FREETEL、「Priori 4」(Android 7.0)利用者に「Wi-Fi使わないで」 「認められていない電波出力」のため

» 2018年06月11日 10時43分 公開
[ITmedia]

 「FREETEL」ブランドの携帯電話端末のサポートなどを手掛けるMAYA SYSTEMは6月8日、スマートフォン「Priori 4」のAndroid 7.0搭載版を利用しているユーザーに対して、「端末のWi-Fi機能の利用を停止してください」と緊急の告知を出した。「認められていないWi-Fi電波が出力されていることが判明したため」という。

画像 MAYA SYSTEMの告知
画像 Priori 4

 「Priori 4」は、2017年1月にプラスワン・マーケティングが発売したSIMロックフリースマートフォンのエントリーモデル。Android 6.0を搭載し、Android 7.0にアップデートで対応していた。

 MAYA SYSTEMの告知によると、Android 7.0を搭載した同端末について、「2017年11月6日から配信されているワイヤレスアップデートで、認められていないWi-Fi電波が出力されていることが判明した」という。同社は「現在、総務省と連携しながら調査を進めている段階」とし、問題の詳細や今後の対応については、「改めてお知らせする」としている。

 似た事例としては昨年、シャープがau向けに提供しているAndroidスマートフォン「AQUOS SERIE mini SHV38」に特定のソフトウェアアップデートを適用した際、Bluetoothの送信出力が規定値を超えていたことが判明し、新たなソフトウェアアップデートを提供することで修正したケースがある。

【訂正:2018年6月11日午後8時30分:初出時、今後の対応などについて「11日中に発表する」と記載していましたが、同日中に発表する予定はなかったとMAYA SYSTEMから連絡があり、記事を修正しました。また「総務省と連携しながら調査を進めている」との同社のコメントを追記しました。】

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