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「電話つながらないときはネット活用を」 大阪地震でLINEが呼びかけ

» 2018年06月18日 13時11分 公開
[ITmedia]

 LINEは6月18日、大阪府北部で発生した地震を受け、緊急時のホットラインとしてのLINEの活用方法を案内した。電話回線がつながらない場合はインターネット回線を活用するよう呼び掛けている。

 LINEは、インターネット回線を利用してテキストチャットや通話ができるコミュニケーションアプリ。同社は、ユーザー同士の安否確認や情報収集、居場所共有の手段としての活用方法を案内。例えば、LINEのトーク機能は基本的に1対1のテキストチャットだが、グループ機能を使えば複数人でのやりとりが可能に。家族や近所の住人などでグループを作れば、緊急時の連絡網として使える。

LINE グループで連絡網

 メモとして使える「ノート」では、避難場所や緊急時の対応などを画像や位置情報付きで保存できる。GPS機能を利用し、自分の居場所をマップ上で知らせる機能も。トーク画面の「+」マークをタップした後に表示される「位置情報」アイコンを選べば、トーク画面で自分の居場所を共有できる。

LINE ノートを活用
LINE 居場所を共有

 災害時に自分の安否をLINE上の友達に知らせる「LINE災害連絡サービス」も用意している。大規模な災害発生時、LINE公式アカウントからトーク上に自動で通知が届く。(1)被害があります、(2)無事です、(3)災害地域にいません、のどれかを選択すれば、タイムライン上で自分の安否を知らせることができる。

LINE 「LINE災害連絡サービス」

 また、自身の名前の横に表示される「ステータスメッセージ」を変えることも有効という。「●●で避難しています」などに変更すれば、友達が一目で現状を把握できる。ステータスメッセージは、プロフィールから変えられる。

 同社はLINEマンガで「緊急時のLINE活用法」を公開しているほか、まとめサイト「NAVERまとめ」でも大阪地震の情報をまとめている。LINE以外にも、災害伝言ダイヤル「171」、NTTドコモ、ソフトバンク、KDDI(au)による災害用伝言板、Twitterなどを緊急時に役立つツールとして紹介している。

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