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ソフマップでブランド衣料買い取り ベクトルと提携、女性客取り込み狙う

» 2018年07月30日 15時38分 公開
[ITmedia]

 ビックカメラグループのソフマップは7月30日、古着の買い取り・販売を手掛けるベクトルと提携したと発表した。8月1日からソフマップの一部店舗で、衣料品やバッグなどのブランド品の買い取り受け付けを開始。ベクトルの一部店舗では、PCやカメラなどデジタル家電の買い取りを始める。ソフマップは新規の女性顧客を、ベクトルは男性顧客を開拓するとしている。

画像 買い取りの仕組み(ニュースリリースより)

 ソフマップの横浜ビブレ店(神奈川県)と大宮店(埼玉県)に新たに、衣料買い取りカウンターを設置。衣料品やバッグ、財布などのブランド品を顧客から預かってベクトルに配送し、査定・買い取りはベクトルが行う。

 ベクトルは、ソフマップが提供するデジタル家電買い取りシステムを成城店(東京都)や春日部店(埼玉県)など4店舗に導入。店頭でPC・カメラ・携帯・タブレット・ゲームソフトを買い取ってソフマップに配送する。

 今後ソフマップは、ベクトルが運営する古着宅配買取サービス「フクウロ」の無料宅配買取キットをビックカメラグループの店舗に設置することを検討。ベクトルは、近く開始予定の出張買取サービスでデジタル家電を扱うなど、連携を深める。

 ソフマップは26日からデジタル家電の買い取りアプリ「ラクウル」(iOS/Android、無料)を提供するなど、買い取りサービスの強化に取り組んでいる。

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