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プロの漫画家が「VRoid Studio」で担当編集の3Dモデルを本気で作ってみた(4/4 ページ)

» 2018年09月04日 07時00分 公開
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 「モデルならいるじゃないスか。目の前に」

 そんな担当M氏のひと言で、なぜか担当編集の3Dモデルを作成することに。VRoid Studioは、3Dモデリングの知識がなくても、ペンツールやマウスを使って直感的に操作できるWindows/macOS向け無料ソフトです。

 髪形、髪色、目の形など、ベースとなるキャラの各パーツのパラメータを調整することで表情や体形を作っていけます。しかし、パラメータを調整するだけでは「M氏の人を殺せるような三白眼」(サダタロー談)を再現できないことに気付き、ペンタブを使ってテクスチャを直接いじってみることに。

 しかし、直接テクスチャを操作するのはなかなか難しく悪戦苦闘。いろいろな操作を試してツール自体に慣れるまでに3時間弱かかり、顔のパーツと体形作成に約1時間、髪形作成に約2時間、服装作成に約1.5時間と、計7〜8時間を要した模様。特に髪形はちょっとでもずれると髪の毛に変なウェーブがかかってしまうため、ペンタブを使って慎重に作業を進めていきました。

 苦労しながらも、何とか担当M氏の3Dモデルが完成! 三白眼もしっかり再現できています。表情を変えたり、いろいろなポーズを取らせたりしているうちに、サダタローさんも3Dモデル作りの楽しさに目覚めていきました。

 「仕事はちゃんとしてくださいよ!」と念を押すM氏ですが、「3Dキャラはこんなにかわいいのに〜」と言われ、「まぁ遊んでもいいけど、ほどほどにしてくださいっす」とまんざらでもない様子。結果的に仕事をサボることに成功したサダタローであった。

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