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六本木でポケモンの声に耳を澄ます バーチャルジムで足元ガクガク? NianticのARイベント体験レポート!(1/2 ページ)

» 2018年10月12日 19時23分 公開
[井上輝一ITmedia]

 米Nianticと森ビル主催のAR(拡張現実)体験イベントである「INNOVATION TOKYO 2018 - AR Playground with Niantic -」が、六本木ヒルズ(東京都港区)で10月12日に始まった。庭園に潜むポケモンを「耳」で見つける「Pokemon GO AR庭園」などを早速体験してきた。現地の様子をお届けしよう。

六本木の庭園でポケモンたちの声を聞いた

都会の喧噪、川のせせらぎ、混じるポケモンたちの声

 会場となる毛利庭園は、六本木ヒルズとテレビ朝日本社ビルの間に挟まれた公園。大江戸線もしくは日比谷線から向かう場合は、六本木ヒルズ・森美術館の奥側の階段から下へ降りるとたどり着ける。

森美術館側から見た毛利庭園エリア

 庭園前では、3Dプリンタで出力したと思われる専用の集音器型モックに、イヤフォン「ambie」(アンビー)とつないだiPhoneをセットしたデバイスを渡される。基本的にこの端末を操作してプレイすることになる。

ピカチュウかイーブイのサンバイザーをもらえる
専用アプリを用意
モンスターボール的な意匠

 iPhoneには通常の「Pokemon GO」とも違う、専用アプリがインストールされている。このアプリを起動して庭園を歩き、隠れているポケモンの方へ近づくとそのポケモンの鳴き声が大きくなる。

デバイスをダウジングマシンのようにして、隠れたポケモンの声を探す

 ambieは耳を全くふさがない開放型イヤフォンなので、環境音の中に自然とポケモンの声が混じるような感覚を味わえる。

モンスターボールカラーになったイヤフォン「ambie」

 隠れているポケモンに近づくと声の録音が可能になり、アプリに3体までポケモンの声を集められる。

 その状態で庭園内のコース奥のカウンターへデバイスを提出すると、声を集めた3体のうち1体を、別の専用スマートフォンで庭園の芝生へ出現させることができる。Pokemon GOのAR機能同様、さまざまな角度からポケモンを観察可能だ。

アローラナッシーはでかい
アローラナッシーの裏側に回ってみた
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