アンカー・ジャパンが、次期製品などを紹介する「Anker Power Conference '18 Autumn」を開催した。
2018年10月にニューヨークで開催した「Anker on Board」における発表内容に加えて、日本独自の施策について説明。
アンカー・ジャパンの執行役員/事業戦略 統括 猿渡歩氏は、日本法人を立ち上げて5周年となり、目標として掲げた100億円達成は、今年中に達成できるだろうとの自信を見せた。
モバイルバッテリーに関しては、世界で約2500万台、日本で400万台の累計販売台数だと明かした。
ららぽーとEXPOCITYにて展開するポップアップストア「Anker公式ストア@大阪」が好調で、期間を延長するとともに、U-NEXTとの協同運営という形で、12月下旬、南青山に「Anker公式ストア@東京・南青山」を常設店としてオープンすると発表。
今後、様々な地域で常設店を増やす計画だ。
アンカー・ジャパンの井戸義経代表取締役が、半導体材料シリコンに変わり、主に青色発光ダイオード(青色LED)の材料として用いられる半導体「窒化ガリウム」を採用した製品を投入すると説明した。
これは、2年ほど先を進んだ取り組みで、エネルギー効率が高いのに発熱は低くなり、電源製品の小型化を可能にするそうだ。
アンカーは福岡市と災害時における物資供給に関する協定を締結したと発表。
民間事業者と福岡市をつなぐワンストップ窓口「mirai@」の取り組みの1つで「防災POWER BAG」と「Anker PowerHouse」の提供を通じ、福岡市の災害時の応急対策をサポートする。
ユニバーサル ミュージックと協同で、ライブプロジェクト「Soundcore by Anker × Universal Music Special Live」を開始すると説明し、第1弾として、2018年12月22日に新木場スタジオコーストにて行われるSUPERNOVAライブ「Soundcore by Anker × Universal Music Special Live Vol.1 SUPERNOVA Xmas Live」を開催することを紹介した。
ユニバーサル ミュージックの執行役員/マネージング・ディレクター楮本昌裕氏は、今回の取り組みに関して、ユニバーサルミュージックが持つアーティストとブランドとのコラボレーションにより、成長と音楽の体験を広げていきたいと話した。
soundcoreブランドによる音楽の体験を共有できることで3次元体験が提供できれば嬉しいと話した。
窒化ガリウムを採用したUSB電源アダプタ「Anker PowerPort Atom PD1」は、非常に小型でありながら、USB PDの15W(5V/3A)、27W(9V/3A)、22W(15V/1.5A)、22W(20V/1.1A)出力に対応している。
同じく窒化ガリウムを採用したUSB電源アダプタ「Anker PowerPort Atom PD4」は、PowerIQ 2.0対応USB充電ポート x2、USB-C充電ポート×2を搭載。
USB PDの15W(5V/3A)、27W(9V/3A)、45W(15V/3A)、100W(20V/5A)出力に対応している。
このモデルは、コンセント一体型ではなく、眼鏡式電源ケーブルを使用する。
窒化ガリウム採用のUSB電源アダプタ「Anker PowerPort Atom PD2」は、USB-C充電ポートを2つ搭載し、USB PD/60W出力が可能だ。
仕様の詳細については確認できなかった。
とても人気があるPowerCore Fusion 5000の10000mAhモデル「PowerCore Fusion 10000」が展示されていた。
USB-C充電ポートはUSB PD/15W出力対応で、PowerIQ 2.0対応USB充電ポートも搭載されていた。
PowerCore Fusion 5000からUSBポートが1つ減っているが、壁コンセント接続時に落下することがあり、ケーブル接続時のバランスを保つための仕様だと説明。
ポータブル電源「Anker PowerHouse 200」は、従来モデルよりも軽量化と小型化を実現したモデルだ。
57600mAhの大容量で、MacBook Proを5回以上充電することが可能。
12Vシガーソケット、ACコンセント、USB-Cポート、PowerIQ 2.0対応USB充電ポート×2が装備されている。
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