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任天堂、Switch販売目標を下方修正 ソフトは好調、業績予想は据え置き

» 2019年01月31日 17時24分 公開
[ITmedia]

 任天堂は1月31日、2019年3月期(18年4月〜19年3月)の家庭用ゲーム機「Nintendo Switch」の全世界での販売台数予想を下方修正し、前回予想から300万台減の1700万台と発表した。一方、Switch向けソフトの販売本数は前回予想から1000万本増え、1億1000万本になる見通しだ。

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 10月発売の「スーパー マリオパーティ」が530万本、11月発売の「ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ・Let’s Go! イーブイ」が1000万、12月に発売した「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」が1208万本を売り上げた。

 年末商戦ではソフトのヒットがハードの販売をけん引し、18年4〜12月の累計販売数は1449万台(前年同期比19.5%増)を突破したが、目標台数は下方修正した。

photo 任天堂の決算資料より

 同日、任天堂が発表した18年4月〜12月の連結業績は、売上高が9972億円(前年同期比16.4%増)、営業利益が2200億円(同40.6%増)と増収増益だった。19年3月期(18年4月〜19年3月)の連結業績予想は、前回から据え置き、売上高は1兆2000億円(前年比13.7%増)、営業利益が2250億円(同26.7%)。

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